心の扉は、冒険の扉

みなさんは、カウンセリングに対してどんなイメージを持っていますか?
これまで何人かの方に「尋問されるようなイメージを持っていました」とか、「圧迫面接のような感じをイメージしていました」と言われたことがあります。
そう思いながらよく来てくれたなぁと思いました(笑)

今回はカウンセリングの手法の話ではなく、カウンセラーである私自身がカウンセリングに対して描いている、抽象的なイメージのお話をしたいと思います。

私は、カウンセリングは冒険だと思っています。
みなさんの心の中には、たくさんの扉があるように思います。

そこにあることさえ気づかなかった扉
開けたくなくて開けたことがない扉
開けてみたけれど閉めてしまった扉

扉を開けた時、そこには自分の気づかなかった世界があって、
その世界はもしかしたら悪天候かもしれないし、何に遭遇するか分からないけれど、
その先にはきっと、見たことのない景色が広がっています。
だからその景色を見てみてほしい。
私はそんなふうに思っています。

以前、このイメージをお伝えしてイラストレーターさんに絵を描いてもらったことがあります。

ボートを漕いでいる人と、絵の中の家の近くで傘を差している人がいます。
カウンセラーの役割は、時には相談に来てくださった方と一緒にボートに乗ったり、「いってらっしゃーい」と言って見守ったり、「ちょっと休んでいきなよ」と迎え入れたりすることだと思っています。

さて、あなたの扉の先にはどんな景色が広がっているのでしょう?
もしよかったら、私たちと一緒に冒険に出発しませんか?