一つのドアが閉まっている時

「一つのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」
これは、レゲエの神様と言われた、ボブ・マーリーの言葉です。

ボブ・マーリーは1945年にカリブ海の島国ジャマイカで生まれた伝説的なレゲエのミュージシャンです。
当時のジャマイカの政情は非常に不安定で、政治的な暴動が常に起こっており、若者たちは失業し戦いの犠牲となっていました。
そんな中、ボブ・マーリーは、音楽の力で内戦を止めました。

彼の遺した言葉は、私たちに勇気と可能性、そして優しさをくれます。
その中でも私が大好きな言葉のひとつが
「一つのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ」という言葉です。

たとえば
周囲から圧力を掛けられた時、
自分のスキルが足りない時、
状況の打開策が思いつかない時、

そんな時は、八方塞がりのような気がして絶望的な気持ちになってしまうことがありますよね。
でも、果たして本当にどうにもならないのでしょうか?

実は、たくさんのドアがあるのに、目の前のドアしか見ていないのかもしれません。
目の前の、たったひとつのドアが開かないだけで、絶望する必要なんてないのです。
そのドアが開かないなら、他のドアを開けてみても良いのではないでしょうか。

「このドアが開かないと先に進めない」
心の余裕がなくなると、誰でもそんなふうに思いがちです。
そして、視野がとても狭くなってしまいます。

しかし、たったひとつのドアにこだわる必要もないし、たったひとつのドアが開かないと嘆く必要もないのだと思うのです。

だって、あなたが気づいていないドアも
気づいているのに開けていないドアも
人生には無限にあるはずだからです。

さて、あなたが今見ているのは、どんなドアですか?
そのドアは今どうなっていますか?

もしあなたのドアが閉まっていると絶望しているならば、私たちと一緒に、開いているドア探しをしませんか?