憧れの人を真似る
先日、「TOKYO MER」という映画を観に行きました。
「TOKYO MER」は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、「1人も死者を出さない」という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チームという設定です。
主人公の喜多見チーフ(鈴木亮平さん)は、絶対に諦めないんです。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」が口癖で、リスクも承知の上で、事故現場に飛び込んで行きます。
皆さんは、たとえば映画の主人公や、身近な人で、憧れている人はいますか?
私にとってそれがこの映画の主人公の喜多見チーフです。
「この人のようになりたいな」と思い、その人のことを観察して真似してみることを、心理学ではモデリングと言います。
モデリングを行うと、その対象に近づいていくと言われています。
ですので、私は喜多見チーフの諦めない姿勢をモデリングするようにしています。
さて、私の場合は、喜多見チーフだけでなく、それを演じる鈴木亮平さんという役者さんに興味を持ちました。
それで、彼のこれまでの言葉などを少し調べてみたところ、とても共感できる言葉を見つけました。
「40代は、周りが止めたくなるような“新しい挑戦”に挑みたい」
40代になると、それまで築いた経験値で、そのままでもやれてしまうことが多い。
でもあえて新しいことに挑戦していく生き方を選びたいと発言されていました。
私もそうだったなと改めて思い出しました。
私も、40歳を迎える前に新たな挑戦をしようと決めていました。
そしてそれまで勤めていた病院での常勤の臨床心理士の仕事を辞めました。
その仕事にも、もちろんやりがいはありましたし、常勤で雇用してもらっている安心と安定もありました。
でも、どうなるか分からないことに挑戦してみたくなったのです。
心理士として、今の社会に対してできることはまだまだあると思います。
しかし今の社会の中では、心理士の力が十分に発揮できないように感じます。
カウンセリングは保険が効かず、高額になってしまうため、一部の人にしかサービスを届けることができません。
また、心理士の仕事といえば主にカウンセリングと心理検査ですが、心理士としての仕事の範疇にこだわらず、その人のために必要と思うサービスをつくりたいと思ったのです。
何かしらの支えを必要とする人にもっと多くの人に、必要なサービスを届けることができなければ、心理士になった意味もないと思ったのです。
しかし病院に雇用してもらっている臨床心理士の立場では、そんな好き勝手なことはできません。
なので、自分で挑戦することにしました。
心の支えを必要とする、より多くの人に届けられるサービスをつくっていきたいと思います。
その覚悟として、先日grytteを一般社団法人grytteとして法人化しました。
私も喜多見チーフのように、自分が信じたことに向かって諦めずに突き進もうと思います。
「TOKYO MER」は、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、「1人も死者を出さない」という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チームという設定です。
主人公の喜多見チーフ(鈴木亮平さん)は、絶対に諦めないんです。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」が口癖で、リスクも承知の上で、事故現場に飛び込んで行きます。
皆さんは、たとえば映画の主人公や、身近な人で、憧れている人はいますか?
私にとってそれがこの映画の主人公の喜多見チーフです。
「この人のようになりたいな」と思い、その人のことを観察して真似してみることを、心理学ではモデリングと言います。
モデリングを行うと、その対象に近づいていくと言われています。
ですので、私は喜多見チーフの諦めない姿勢をモデリングするようにしています。
さて、私の場合は、喜多見チーフだけでなく、それを演じる鈴木亮平さんという役者さんに興味を持ちました。
それで、彼のこれまでの言葉などを少し調べてみたところ、とても共感できる言葉を見つけました。
「40代は、周りが止めたくなるような“新しい挑戦”に挑みたい」
40代になると、それまで築いた経験値で、そのままでもやれてしまうことが多い。
でもあえて新しいことに挑戦していく生き方を選びたいと発言されていました。
私もそうだったなと改めて思い出しました。
私も、40歳を迎える前に新たな挑戦をしようと決めていました。
そしてそれまで勤めていた病院での常勤の臨床心理士の仕事を辞めました。
その仕事にも、もちろんやりがいはありましたし、常勤で雇用してもらっている安心と安定もありました。
でも、どうなるか分からないことに挑戦してみたくなったのです。
心理士として、今の社会に対してできることはまだまだあると思います。
しかし今の社会の中では、心理士の力が十分に発揮できないように感じます。
カウンセリングは保険が効かず、高額になってしまうため、一部の人にしかサービスを届けることができません。
また、心理士の仕事といえば主にカウンセリングと心理検査ですが、心理士としての仕事の範疇にこだわらず、その人のために必要と思うサービスをつくりたいと思ったのです。
何かしらの支えを必要とする人にもっと多くの人に、必要なサービスを届けることができなければ、心理士になった意味もないと思ったのです。
しかし病院に雇用してもらっている臨床心理士の立場では、そんな好き勝手なことはできません。
なので、自分で挑戦することにしました。
心の支えを必要とする、より多くの人に届けられるサービスをつくっていきたいと思います。
その覚悟として、先日grytteを一般社団法人grytteとして法人化しました。
私も喜多見チーフのように、自分が信じたことに向かって諦めずに突き進もうと思います。