「ありがとう」がもたらすもの
皆さんは、普段から感謝の気持ちを感じたり、「ありがとう」を口にすることが多いですか?
幸福度が高い人に共通していた要素のひとつに、感謝の気持ちが強いことがあるそうです。
誰かのちょっとした気遣いや思いやり、与えられた環境、ピンチの時に支えてくれる家族や友人など、「ありがたい」ことって私たちの周りにたくさんありますよね。
でも、意外と自分に向けられた「ありがたいこと」に気づかなかったり、スルーしてしまっていることが多いのではないかと思います。
上述のように、幸福度の高い人は感謝の気持ちが強いことが研究においても示されていますし、私の周りの幸福度の高そうな人を観察していても、そんな特徴があるなと感じます。
そして、そんな人ってとても魅力的だなと私は感じます。
私がそんなふうに感じたエピソードをご紹介しますね。
私の友人に、私の両親と同じくらいの年齢のご夫婦がいらっしゃいます。
家が近いことで偶然出会い、子どもの送り迎えの際に挨拶や世間話をするようになりました。そんな出会いから始まり、いつも私たち家族のことをサポートしてくださるようになりました。
私の代わりに子どものお迎えに行ったり、学校の行事に参加してくれたこともありました。私が仕事で忙しい時には夕食を作ってくれていることもよくあります。子どもの体操着袋や保育園のシーツなどは全て手作りで作ってくれました。子どもが家の鍵を忘れて家に入れない時、私とケンカをした時、お腹が空いた時……そんな時にも子どもたちを温かく受け入れてくれます。
そんな関係がもう10年ほど続いています。
「いつも頼ってくれてありがとう。そのおかげでこんなに元気でいられるんだよ。手伝わせてくれてありがとう。」
ある時、その方がそう仰いました。
頼ってくれてありがとうという言葉も、そんなふうに感じられるそのご夫婦も、なんて素敵なのだろうと思いました。
誰かのために何かをさせてもらっている、自分たちはそれに生かされている、だからありがたい。そんなふうに仰っています。
そんな方たちなので、そのご夫婦はいつも多くの人に囲まれています。子どもも大人も動物も、みんなその方たちのところに集まってくるのです。
感謝の気持ちが強い人がなぜ幸せなのか、そのご夫婦を見ているとよく分かるような気がします。
幸せには本来「為し合わせ」という意味が込められていたようです。
互いに相手のためにできることをし合うという意味なのかなと思いました。
相手の親切を受け取った人は、嬉しくなってまた親切を返したくなりますし、それをまた受け取ったらまた返したくなります。そうやって感謝の気持ちとそこから生まれる行動は、自分にも相手にも幸せをもたらすのだなと思いました。
さて、自分はどうだろうと考えました。
私は、そのご夫婦のようになるにはまだまだ修業が必要ですが、そうなりたいなと思います。
やってもらって当然だとか、してあげているのにだとか、自分はこんなに頑張っているのにだとか……
自分の心に余裕がない時は、ついついそんなふうに感じてしまうものですよね。
でも、実はちゃんと目を向けていないけれど、してもらっていること、与えられていることってたくさんあります。
足りないものに目を向けて嘆いてしまうことが多いですが、実は幸せは与えられるものではなく、自分でつくり出せるものなのかなと思いました。
そして、その始まりは「ありがとう」の気持ちなのではないかと感じました。
私たちを頼りにしてくれる皆さまに、私もいつもありがとうの気持ちです!
幸福度が高い人に共通していた要素のひとつに、感謝の気持ちが強いことがあるそうです。
誰かのちょっとした気遣いや思いやり、与えられた環境、ピンチの時に支えてくれる家族や友人など、「ありがたい」ことって私たちの周りにたくさんありますよね。
でも、意外と自分に向けられた「ありがたいこと」に気づかなかったり、スルーしてしまっていることが多いのではないかと思います。
上述のように、幸福度の高い人は感謝の気持ちが強いことが研究においても示されていますし、私の周りの幸福度の高そうな人を観察していても、そんな特徴があるなと感じます。
そして、そんな人ってとても魅力的だなと私は感じます。
私がそんなふうに感じたエピソードをご紹介しますね。
私の友人に、私の両親と同じくらいの年齢のご夫婦がいらっしゃいます。
家が近いことで偶然出会い、子どもの送り迎えの際に挨拶や世間話をするようになりました。そんな出会いから始まり、いつも私たち家族のことをサポートしてくださるようになりました。
私の代わりに子どものお迎えに行ったり、学校の行事に参加してくれたこともありました。私が仕事で忙しい時には夕食を作ってくれていることもよくあります。子どもの体操着袋や保育園のシーツなどは全て手作りで作ってくれました。子どもが家の鍵を忘れて家に入れない時、私とケンカをした時、お腹が空いた時……そんな時にも子どもたちを温かく受け入れてくれます。
そんな関係がもう10年ほど続いています。
「いつも頼ってくれてありがとう。そのおかげでこんなに元気でいられるんだよ。手伝わせてくれてありがとう。」
ある時、その方がそう仰いました。
頼ってくれてありがとうという言葉も、そんなふうに感じられるそのご夫婦も、なんて素敵なのだろうと思いました。
誰かのために何かをさせてもらっている、自分たちはそれに生かされている、だからありがたい。そんなふうに仰っています。
そんな方たちなので、そのご夫婦はいつも多くの人に囲まれています。子どもも大人も動物も、みんなその方たちのところに集まってくるのです。
感謝の気持ちが強い人がなぜ幸せなのか、そのご夫婦を見ているとよく分かるような気がします。
幸せには本来「為し合わせ」という意味が込められていたようです。
互いに相手のためにできることをし合うという意味なのかなと思いました。
相手の親切を受け取った人は、嬉しくなってまた親切を返したくなりますし、それをまた受け取ったらまた返したくなります。そうやって感謝の気持ちとそこから生まれる行動は、自分にも相手にも幸せをもたらすのだなと思いました。
さて、自分はどうだろうと考えました。
私は、そのご夫婦のようになるにはまだまだ修業が必要ですが、そうなりたいなと思います。
やってもらって当然だとか、してあげているのにだとか、自分はこんなに頑張っているのにだとか……
自分の心に余裕がない時は、ついついそんなふうに感じてしまうものですよね。
でも、実はちゃんと目を向けていないけれど、してもらっていること、与えられていることってたくさんあります。
足りないものに目を向けて嘆いてしまうことが多いですが、実は幸せは与えられるものではなく、自分でつくり出せるものなのかなと思いました。
そして、その始まりは「ありがとう」の気持ちなのではないかと感じました。
私たちを頼りにしてくれる皆さまに、私もいつもありがとうの気持ちです!