今年の自分はどんな自分でしたか?

2022年がもうすぐ終わろうとしています。今年はどんな一年でしたか? 今年を振り返った時、そこそこ頑張れたなぁとか、楽しく過ごせた1年だったと思いますか? それとも全然頑張れなかったとか、何も得られなかったと思いますか?

カウンセリングの中ではよく、「何も結果が出せなかった」とか「全く頑張れていない」という話を聴きます。でも、ちょっと待って~! と思います。結果が出せたか出せないかとか、頑張れたか頑張れなかったかって、2択だっけ? と思うのです。そして、そのジャッジは誰が下すのだろう? とも思うのです。

たとえば、何かの結果を出したいと思った時、皆さんはまず何から始めますか? 私は、自分の望む結果が出せて喜んでいるところを想像するところから始めます。想像しただけで何も進まないこともあります......(苦笑)でも、これだけで既に私にとっては、結果を出すための第一歩を踏み出したことになります。だって、考えたし、イメージしたから。だから、全く頑張れていないことにはならないんです。

結果を出すか出さないかという2択ではなく、目に見える結果を出すまでにはたくさんの段階があるし、そこに向かおうとする途中経過の自分も、結果の一部に考えてあげてほしいなと思うのです。そして、「いいね、いいね」とか「その調子」などと、自分に声を掛けてあげてほしいなと思います。

自分が頑張れているかどうかのジャッジを誰かに委ねると、委ねた相手の価値観になりますよね。そして、その相手に高評価をつけてもらえる自分になろうと必死になります。もちろん仕事などしっかりとした判断基準があって、それに達しているかどうかの評価をつけられることはありますよね。でも、それは自分に対するほんの一部の評価でしかないのだと思います。

自分のちょっとした頑張りを、自分でたくさん探してみてほしいなと思います。それでも、何もない、ひとつも思いつかないと思う方は、私が一緒に探します~!